広島県福山市の治安ってほんとはどんな感じ?おすすめポイントも!
私は生まれも育ちもここ福山市で、現在半世紀が過ぎてしまいました。高校を卒業したらいったんは大学へ進学し、さらに就職と、この市を離れていましたが、大きな病気をして舞い戻りました。その語も離れようとしてもまた舞い戻るので、結局この市との縁が深いんだろうと実感しています。
福山市のおすすめポイント
中核都市がちょうどいい
とはいえ、私はこの街のことをとても好きで、おすすめしたいところはたくさんありますよ。
まず、程よい大きさの都市だということです!
この近隣の都市の中で、トップにあげられるほど、大きすぎず小さすぎずの調度良い大きさなのではないでしょうか。
道路もさほど混雑せず、車があれば、市内を簡単に行ったり来たりできる環境のため、マイカーを所有している人がほとんどです。そのおかげでほんの10~30分で、市内の主要な買い物エリアへ行けてしまうし、市街地の主要施設がそれほど離れていないので、日常の生活がとても便利なんです。
施設豊富でなんでも揃っている
次のおすすめポイントは、落ち着いたたたずまいの中に、映画館や動物園など遊ぶための施設もあり、服飾雑貨なども一通りの人気店がそろっているところです。大都会まで出て行って人混みの中で買い物しなくても、ゆっくりと買い物ができますよ。この近隣だと、広島市や岡山市といった大都会がメインシティということになりますが、負けず劣らずのお店がそろっているんですよ。市内で3~4つほど大型の商業施設があり、別れて出店してあるので、お好みの店舗があるところへ目星をつけて組み合わせて買い物へ行く人が多いですね。そんな計画も立てやすく、混んでないので自由自在に行動できますよ。
名物が多い
3つ目のおすすめポイントは、おいしいものがたくさんあるところです。瀬戸内海の海の幸も豊富で、山もあるので、季節の山の幸も食べられます。市内には、まだ田畑も残っているところもあり、地産地消も力を入れているところです。名産といえば、全国一位の収穫量の「くわい」もおいしいですよ。お正月に近くなると収穫時期で、郊外の水耕栽培の畑で刈り取っているところも見られます。海の幸では、福山市の”鞆の浦”という港町が有名ですが、そこでは毎年恒例の観光鯛網という網で鯛の漁をする船が出て、観光客でにぎわっていますよ。瀬戸内海の鯛は絶品です。
とかなんとか言いながら、実は福山名物として私が推したいのは、「稲田屋」の串と「つたふじ」ラーメンです!
この2つは来られたらぜひお試しくださいね!
福山市の気を付けたい所
公共交通機関が機能していない
もちろん良いところばかりではありません。悪い点をあげると、まず、公共交通機関が便利に使えないところです。バス路線はどこへでも行けるとはいいがたいほど、路線が限られた範囲でしか運航されていません。電車は、JRのみなので、東西の上り下りはばっちりですが、縦方向へは市の北部への交通ができることはできますが、まばらな時間でしか運航されていません。郊外へ住む場合には、公共交通機関よりも、自力で自転車を使う方が助かるという人が多いです。お年寄りの場合はそうもいかないので、悩みのタネですね。もっと市が改善してほしい点です。
駅前に活気なし
次の悪い点は、街の玄関口である駅前がさびれてしまっていることです。商業施設も、駅に隣接するものはありますが、私が子供のころにはたいへん栄えてにぎわっていた駅前のビルは次々に老朽化と過疎化が進んでしまいました。せっかく訪れた観光客は、駅から出てすぐにそのさびれた風景を見て、がっかりしてしまうでしょう。それもそのはず、現在人がたくさん募っている人気商業施設は、郊外にあるものばかりです。人はそこへ集まっているので、駅前は人もまばらなこともあります。市の玄関口としての機能をはたしているとは言い難いので、市の方も再開発を目指しているようですよ。
治安が歩くなってきている?
最後の悪い点としては、交通事故も多くあり、ひったくりや詐欺事件もあります。犯罪が多いとは言えませんが少なくもないところです。
車がないと、少し離れた場所へ行くのに時間がかかりちょっと大変なので、一家に一台から一人に一台となってきた車の所有数の増加も関係していますが、最近は田舎か都会かということは犯罪にも関係ありませんよね。福山もやはり、もれなく犯罪も増えてきています。
また全国的にそうであるように、福山にも外国からの労働者を迎える企業もあり、一昔前に比べて国際化してきました。しかし、外国人による犯罪も確かにありますが、その数は多くは感じません。
福山市の環境や治安に関する情報
子育て環境という面では、ここ福山も待機児童問題はあります。希望の保育園に入るためにはかなりたいへんだと聞いていて、どこにでもすっと入れるということにはなりません。地域によって定員がオーバーしてしまうこともあります。
しかしながら、幼稚園になると、比較的希望の園に入れるようです。
また、市としての子育て環境の充実に対する取り組みは、なかなか頑張っていると思います。市役所の子育て課は「ネウボラ課」という名称に改められ、母子の様々な手続きや支援をスムーズに一つの流れとしてフォローできるように進化させています。
駅西にあるリムという商業施設内に市役所の分所的な働きをするスペースをとってあり、子育ても一役買っています。子育て世代に利用しやすい工夫をした子供図書館のような施設もあります。
市の相談窓口もそちらのスペースでゆったりと行うことができるようになっていて、いつもベビーカーのママがたくさん利用されていますよ。
ほかにも、一時預かり制度などもあり、以前に比べると断然子育てに関する環境は改善されてきたと思います。
そして、リムの市役所関連スペースには、子育て世代以外にも、幅広い年齢層に利用できる相談窓口や、若者のための就職支援コーナーなどもあり、各種セミナーなど様々なうれしい催しも開催されています。
年度末の確定申告の会場としても知られるようになりました。
その施設は、駐車場が広く使いやすいのも、良い点ですね。
商業施設なので、100均のセリアやサイゼリア、書店などなど、楽しいお店もたくさんあり利用しやすいので、再開発を兼ねた利用法としてもなかなかうまくいっているのではないかと思います。
さらに、福祉といえば、老人保健の面も大切ですよね。
老人保健施設は、近年増加傾向で、人気の噂などもいろいろと耳にしますが、地域包括支援センターがうまく機能しており、困ったときには力になってくれる、と思える体制づくりができているのではないか、と感じております。
私の親世代がそろそろ皆お世話になり始めていますが、あまり変な噂も聞かず、安心しておいてよいのではないかと思いますよ。
痴呆の問題などが絡んでくると、警察も関係してきますが、福山には中心部に広島県警福山東署があり、こちらがなかなか優秀なのではないかという感想を持っている人が多いと思います。頼りになる存在です。