もう兵庫県三木市がどこなんて言わせないです
わたしは三木生まれ三木育ちの、生粋の三木市民です。いままで20年間、他所の土地で暮らしたことがありません。田舎で交通の便は悪いですが、とてもステキな場所です。住み慣れた場所で、わたしにとって居心地いい場所です。
三木市のおすすめポイント
静かな環境で自然豊か
うっとうしい人混みがなく、のんびりとした田舎暮らしができます。森林公園は、駐車料金無料で利用ができて、園内はかなり広く、芝生広場や遊具がある広場もあるので子どものいる家族には好評です。イベントもたくさんあるので、わたしも子どものころはよく家族みんなでイベントに参加して、楽しい休日を過ごすことができました。イベントには、子どもからお年寄りまで参加されるので、幅広い年代の方と交流することができます。館内にはコンサートホールもあり、ピアノやコーラスの発表会や講演会も定期的に行われています。お食事処もあり、ヴァイキングとパン屋があります。
見守り隊で治安に自信
わたしの街には多くの見守り隊の方が活動されています。活動人数は日本でもトップクラスです。小学校の登下校時に地区ごとの見守り隊のおじさん、おばさんが一緒に付き添ってくれます。わたしが小学生のとき、見守り隊のおじさんには本当に良くしていただきました。ストロー笛や葉っぱの笛を教えていただいたりして、学校の登下校がとても楽しい時間でした。地域の協力体制がよく整っており、子どもをよく見てくれている大人も多いので子育てにはとてもよい環境だと思います。子どもが遊ぶ公園もたくさんあるので、わざわざ遠くの公園に出かける必要もありません。
図書館が綺麗という。
図書館が数年前に新しく建て直されたので、館内はとてもきれいです。図書館には勉強スペースが無く、図書館のとなりの児童館に勉強スペースが設けられているので、読書をゆっくりと楽しむことができます。図書館では本の貸し出し以外にCDの貸し出しがあり、DVDの視聴もすることができます。二階建ての館内一階には多目的室もあり、展示会を行なっていたり、ボランティアで朗読会が定期的に開催されています。二階に本が置いてあり、貸し出しスペースとなっています。二階建てなので、車椅子の方でも利用しやすいようにエレベーターがついています。みんなが利用しやすい図書館になっています。
三木市の気を付けたい所
田舎ならではのお付き合い
良くも悪くも近所付き合いがあることです。ご近所さん付き合いをきちんとしておかないと、こどもの学校の役員会や地区の婦人会などで少し気まずいかもしれません。都会では当たり前ではないかもしれませんが、ご近所の方と出会ったら、まずはきちんと挨拶することが大切ですね。あと、地区によってはよそ者に厳しい態度をとるところもあります。役員会などで仲間はずれにされたりすることがあるので、ご近所付き合いはほどほどにされているほうが無難です。回覧板が自分の家にだけ回ってこないということもあったりするようなので、気をつけないといけないとこだと思います。
車が必須な田舎
交通の便が非常に悪いところです。市役所も図書館も車がないと行くことができないです。市のバスもありますが、1日に一往復ぐらいしかないので、ほとんど使う人はいないですね。電車の神鉄は昼間は1時間に一本しかないので、とても不便です。車がないと生活しにくいと思います。お年寄りにとって、不自由だろうなと思います。唯一の救いとしては、北播磨医療センター行きのバスはかなり出ていることですね。都会の三宮に行くのもバスも電車(昼間)も1時間一本で、さらに1時間近くかかります。娯楽施設も少なく、三木には映画館がありません。映画館へ行くには三宮か加古川まで行かないとないです。
夜は漆黒と化す町
街灯が少ないので、夜間はかなり暗くて危険だと思います。ごくまれに不審者情報も流れるので、夜間に歩いて出かけることはやめた方がいいですね。近くに用があるときでも、夜間移動するときは車を利用された方がいいと思います。住宅街でも、道路でもどこでも街灯はほんとうに少ないです。駅でさえ、夜中に若者がたまにたむろしていて、怖いときがあります。三木市にある駅は無人駅が多く利用する人も少ないので、夜間の防犯対策はしておいた方がいいですね。人の目も少ない分、どうしても自分の身は自分で守ることが必要となってきます。
三木市の環境や治安に関する情報
三木市は子育てにはうってつけの街です。河原もあり、そこでは週末になると、よく自転車の練習している親子を見かけます。子どもたちのために作られた遊具がたくさんある大きな公園も市内にはあります。山や川など、自然が豊富ね、自然の中で子育てをされたい方にはとてもいい環境だと思います。
ただ、小学校の通学が住む地区によっては民間のバスを利用して通学しないといけないところもあるので、バス代がすごくかかってしまいますね。福祉に関しては、老人ホームやデイサービスが充実しています。老人ホームに入所をお考えの方にとってはいいかもしれませんね。老人ホームに入所されない方にとっては、車がないと市役所にも行けないのでとても不便だと思います。免許証返納すると、タクシーの初乗り無料の回数券などがもらえるようですが、バスも電車もあまり本数がない上にタクシーも充実していないので、その点ではお年寄りにとっては住みにくさがあります。
同居人がいたら、同居人に頼りっぱなしになってしまうかもしれないですね。毎週、お年寄り向けの体操教室が開かれるところも地区によってはあります。河原ではパターゴルフの会がひらかれたりもします。年に何度かお楽しみ会があり、地区の子どもからお年寄りまで自由に参加できるので、コミュニケーションの場にもなっています。こういう活動が多いのでお年寄りができるだけ、地域から孤立しないように工夫はされていると思います。
三木は秋に大宮八幡宮で大きな祭りがあります。祭りでは地区ごとにお神輿があります。お神輿をかつぎ、地域を練り歩き、神社の階段をお神輿をかついで上がり、また練り歩き降りてくるのですが、その光景は圧巻です。毎年、NHKがテレビ取材に来るほどです。祭りでは広い範囲にたくさんの屋台が並び、地元でなくとも楽しむことができると思います。三木市民にとって祭りは、年で1番熱くなる行事です。このときは他の地域で暮らしている元三木市民がお神輿を担ぎに戻ってきたり、地元の友だちとわざわざ騒ぎに帰って来たりするほどです。この祭りによって、地区の一致団結を固めていくのです。祭りのときは、おでんと巻き寿司を食べる文化が三木市にはあります。